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2016年8月30日火曜日

オーバーフェンダー作成

ジャイロXのオーバーフェンダーを作成しています。

2016年8月19日金曜日

ジャイロ修理でご来店のお客様

本日は4スト版ジャイロキャノピーのお客様がお二人連続でご来店戴きました。

お一人目はリミッターカットとタコメーターの取り付けをご希望でした。
4スト後期型キャノピー(TA03-110以降)の車両です。

タコメーターはインナーカウルを外して配線を通せば即日取り付け可能です。
在庫もノーブランドの汎用品ならば当店にも在庫がありますが、
お客様がご希望のデイトナ製の物は在庫がありませんでした。

またリミッターカットも在庫が無いばかりか当店で取り付け事例が無かった事も有り、
こちらのお客様には当日中のご対応はできませんでした。

このため後日当店からお見積りを提出させて戴くこととなり、
その結果を以て改めてご検討を戴くこととなりました。
せっかくご来店戴いたにも関わらず、ご希望通りの対応ができず申し訳ございませんでした。


お二人目はオイル交換です。
4スト前期型キャノピー(TA03-100番台)の車両です。
ご友人から譲られた4ストジャイロの初メンテナンスだそうです。

エンジンオイルを排出したところ、真っ黒でした。

ギヤ―オイルはチェックボルトから意図的に少しオイルを出して目視したところ、
まだオイルの透明度も高く、特にすぐに問題になるとは思えませんでしたので、
ギヤ―オイルの交換は次回に持ち越しました。

ついでにエアークリーナーもチェックしましたが、まだ綺麗な状態でした。

4ストジャイロのエンジンオイルは0.5リットル。
新しいオイルを入れて今回のメンテナンスは完了です。


最近はHPやブログの情報をもとに、
飛び込みでご来店いただくお客様が増えてまいりました。

もちろん飛び込みでのご来店も大歓迎ですが、
最近はこのブログで書いているようにタンデム仕様キャノピーの制作に追われています。

ご来店の前にお電話をいただけない場合、本日お一人目のお客様同様、
当日中のご対応ができない場合も御座います。

もしこのブログを見てご来店を考えて戴いているお客様がいましたら、
ご来店前に一度、お店または店主の携帯までお電話ください。

店舗:03-5969-9848  携帯:090-9200-5405

2016年8月18日木曜日

ジャイロXにワイドタイヤ装着

入荷待ちだったスペーサーが到着したので、
ジャイロXにワイドタイヤを装着しました。




2016年8月15日月曜日

タンデムキャノピー(11号)_09_オイルポンプ増量加工,エンジン始動

おはようございます。タナベファクトリーです。

タンデムキャノピー11号車、前回はジェネレーターを組み立てました。
今回はオイルポンプの組み立てです。

なお、ボアアプキットの組み立て、ジェネレーターの組み立てと、全て同日の作業ですが、
内容的に分ける為に別の記事にしています。

では早速写真です。
まずは分解したオイルポンプです。


きったないですね!(T_T)

ベース車両は当店に入庫前は数か月放置だったようで、
各部のオイルが劣化してドロドロでした。

このポンプを分解すると以下の様になります。


やはり、汚いです。
この付着している汚れを全て洗浄すると以下の状態になります。


綺麗になりました。

なお、右上に写っているL型の部品がポンプカムです。


当店でボアアップ車両を制作する場合、
このカムの座面を加工して、オイルの吐出量を若干増やしてあります。

さて、前回少し書いたハーネスの件ですが、
写真が有るので載せておきます。

元々のテープのボロボロ具合を写真に撮っておくべきでしたが、
私がサクサクと作業してしまったために写真を撮り忘れました。





ハーネスの写真は以上です。

防水面も考えて、保護チューブなども洗浄した上でキッチリ巻いています。
特に発電系のハーネスには、純正よりもシッカリとテープを巻いて保護してあります。

尚、写真が残っていませんが、
キャブレターも洗浄して組み込み済みです。

これでエンジンの組み立てはほぼ終了です。

最後に、今の状態でのエンジン始動テストを行ってあるので、
動画を掲載いたします。

video

以上、本日までの進捗でした。

次回はリヤブレーキの取付を更新予定です。

タンデムキャノピー(11号)_08_ジェネレーター組み立て

こんばんわ、タナベファクトリーです。

タンデムキャノピー11号車の組み立て日記です。

前回はボアアップキットを組み立てました。
今回はジェネレーターの組み立てを掲載します。

まず組み立て前のジェネレーターマグネット(正式名称はフライホイール)ですが、
ちょっと表面が錆びてますね。



これをスタッフのKさんに「磨いて」とお願いします。
Kさんは磨き大好きなので、研磨用のブラシを付けたドリル台に行ってバンバン磨いてくれます。

側面を磨いた状態が以下の写真です。



次に表面の磨きを終えたのが以下の写真です。



2つ上の写真と見比べると、非常に良い仕上がりなのが解ると思います。
Kさんは磨き作業にかけては私より上手いので、こういう作業のクオリティーが高いです。

磨き終わったジェネレーターマグネットを洗浄し、錆止めの為に耐熱スプレーで塗装してもらいます。
磨きや塗装の間に私がジェネレーターコイルを組み入れます。



はい、コイルが付きました。

次回か次々回に更新予定ですが、この時ハーネスの補修も行いました。

コイルから延びるハーネス(配線)のテープ(コーティングテープ)が
一部分ですが剥がれていたので、新たにテープをまき直しました。

剥がれている部分だけを巻きなおして補修しようと思ったのですが、
結局全てのハーネスのテープを巻き直してしまいました。

私がハーネステープを巻き終わる頃、
塗装が終わったジェネレーターマグネットが戻ってきたので組み立てます。



耐熱塗装のマットブラックがカッコイイですね。

この上に冷却ファンを取り付けます。



これでジェネレーター関連は完了です。

次回はオイルポンプの作業を掲載します。

タンデムキャノピー(11号)_07_エンジンボアアップ

こんばんわ。タナベファクトリーです。
制作中のタンデムキャノピー11号車、今回はエンジンボアアップです。

先ず前回の進捗野おさらいです。
エンジンケースを分解し、各消耗品を全交換してクランクケースを組み立てました。







今回はこの上にボアアップシリンダーを組み込みます。

使用するのはマロッシ製ボアアップシリンダー&ピストンキット。
47mm径で68ccの物です。

当店のタンデムジャイロキャノピーは、47mmシリンダーヘッドまでフルセットで組み込みます。

良く誤解されていますが、マロッシのこちらの製品は、本来ジャイロ用では御座いません。
古い車種用の流用品で、恐らく本来の対応車種はAF01(初代リード50)です。

私もそれほど年配ではないので当時の車両は知りませんが、
イタリアのマロッシ社の対応車種からその様に推察しています。

この為、シリンダーヘッドも組み込む場合はプラグ位置が違います。
ジャイロノーマルは斜めプラグ、マロッシ(AF01用)はセンタープラグです。

このプラグ位置の違いによるエンジンカバーの加工はいずれ掲載します。

では早速 今回の作業内容です。

先ず、前回作業時に組み込んだクランクケースを、念のためにエアーダスターで清掃します。



ちなみにですが、今回、混合気(霧状ガソリンと空気の混ざったもの)の供給口を多少ですが研磨しました。
これは汚れの付着が多かったためと、金属のデコボコが多かったために混合気の流れが悪くなりそうだからです。



金属表面をなだらかにすることで、今後の汚れの付着や、混合器の流れをスムーズにする効果が有ると思います。


組み立て前にクランクケースの最終確認です。
クランクシャフトがケースの中心に来ているかを確認します。



組み立て時にかなり気を付けていたので、中心位置はバッチリでした。
(写真が斜めでイマイチ解りにくいですが)

次にいよいよボアアップキットです。
こちらも組み立て前に有る程度の加工を行います。

吸排気の口を、先ほどのエンジンケース吸気口と同じように研磨します。







先ほどと同じく、混合器(廃気も)の流れをスムーズにし、
汚れの付着を少しでも軽減するためです。

また、加工のバリ取りの目的も有り、ピストンとの摺動部(しゅうどうぶ/擦れる部分)は、
特に気を使って、リューター、耐水ペーパー(800番、1000番、2000番)で面取りします。

ピストンも同じように、シリンダーと接する摺動部を面取りしました。

この後組み立てますが、その前にひと手間かけます。

シリンダーとピストンにモリブデン粒子が配合されたグリスを塗布し、
バーナーで高温にして表面に定着させます。

これはレーシングエンジンのドライコーティングからヒントを得て最近よく行っている作業です。

本来のドライコーティングは高温状態のエンジンにモリブデン粒子を塗布する、又は
高温のエンジンに、同じく高温のモリブデンを高速で衝突させて定着/置換させる技術らしいです。

当店ではそこまでの技術は必要有りませんし、設備投資もできませんが、、
焼き付き防止にモリブデン粒子が有効で有ることに着目して、
簡易的なモリブデンコーティングとして上記の作業を行っています。

この作業の上でピストンをクランクケースに装着し、シリンダーを組み入れます。



次にシリンダーヘッドです。



圧縮調整と初期慣らしの為にヘッドガスケットを多めにして組み立てました。



当店でボアアップシリンダーを組み込んだ場合、
各部にモリブデンコーティングの上で組み立て、
組み立て後に初期慣らしとしてアイドリングで30分行います。

キャブレターや駆動系のセッティングを有る程度出したら、
その後走行試験を10km(30分~45分)ほど行います。

その後ガスケットを減らして(本来の枚数にして)、更に試験走行を行い、
プラグの焼け具合が問題なければ、最終的なセッティングに入ります。

最終セッティングが出たら更に10km(30分~45分)の走行試験を行い完成です。
この方法で、当店で指定した走行状態を守って頂ければ、まず焼き付きは起こりません。

・指定の走行とは、300kmまでは高回転まで回さない。
・ガソリンはハイオクを使用する。
・2ストオイルはホンダ純正GR2を使用する。
の3点です。


さて、これでボアアップキットが付きましたので一旦区切ります。
次回(御同日作業ですが)の更新は、
ジェネレーターの組み込みを掲載します。

2016年8月13日土曜日

タンデムキャノピー(11号)_06_フロントブレーキ&サスペンション

こんにちは、タナベファクトリーです。
タンデムキャノピー11号車、今回はフロントサスペンション周りです。

前回勘違いで『フロントホイール』と書いたかもしれません。
盆休みで新品タイヤが届かないことも有り、フロントホイールの分は盆明けに再度作業予定です。

さて早速ですがフロントサスペンションの部品交換です。

先ずサスペンション上部。



ゴムブッシュと金属カラー(スペーサー)を打ち抜きます。
このブッシュは車重を受け止めている関係でかなり摩耗しています。

次にこのサスペンションとフロントホイールを繋ぐ部分です。
名称はボトムリンクと言います。
摩耗した状態の写真を撮り忘れましたが、この部分も穴が広がってガタガタでした。



上記の様に全て新品部品を入れなおします。

殆どの方は興味が無いと思いますが、一応解説すると、
左右それぞれの真ん中にある棒がボトムリンクアーム。
上段の白い輪がグリスやオイルを保持するフェルト製のオイルシール。
グレイの輪が樹脂製のブッシュ。
シルバーの輪がブッシュ内の金属カラーです。
一番外側が蓋(ダストシール・カバー)です。

下段、長い金属棒がカラー。
その両脇の金色に黒縁がダストシールです。

(今気づきましたがこの写真、右のアームが逆さまです・・・。)


では次に進みます。

このボトムリンク周辺の部分に、フロントブレーキ系を保持する部品が有ります。
名称は、トルクリンクアームと言います。私はテキトーに短縮して『トルク棒』と呼んでいます。

トルクリンクアームはボトムリンクと良く似た構造ですので、部品構成も似ています。
アーム本体に樹脂製のブッシュが入り、その中に金属カラーが入っている構造です。

車重やブレーキ時の慣性制動力はこのトルクリンクアーム内でカラーとブッシュに掛かります。
トルクリンクアームやカラーは金属なので、ブッシュが主に摩耗します。

こちらは新旧部品の比較写真を撮ってありましたのでご覧ください。



交換時に急いで撮ったので、旧部品の一部を捨ててしまいましたが、
アームのすぐ右の、4個組が樹脂ブッシュです。

上が古い物で、下が新しい物。
古いブッシュが摩耗限界ギリギリで、外す際に割れました。

ダストシールの摩耗で雨水が浸入し、右端の金属カラーも錆びています。
この辺りも全て新品交換して、グリスアップ死ながら組み立てます。


次にフロントブレーキドラム内部の部品です。



先ずドラム内部のシャフト、ダストシール(ゴムの輪)、メーターギヤーです。
これらは上で書いた部品たちと同じように車重での摩耗や経年で劣化します。

ギヤー以外は頑丈な部品なので相当長持ちしますが、やはり中古は摩耗しています。
デラックス版ではこの辺りも全て妥協せずに交換します。

これでフロント周りの内部部品の交換はほぼ終了です。
接続部分にグリスを充填しつつ組み立てを行います。

写真はブレーキドラムユニットとトルクアームの接続部です。



グリスを充填して、新品のダストシールでフタをします。

写真上部ギリギリに映っている古いダストシールと、
写真中央の新しいダストシールを比べてみてください。
かなり劣化していたのが解ると思います。

組み立て後が以下の写真です。



次の写真はフロントブレーキシューです。
古いブレーキシューはさほど摩耗していませんが、当然交換します。

ブレーキシューを広げるためのブレーキカムやスプリング、フェルト製のオイルシールも交換します。



ブレーキカムは、ブレーキシューを広げるためのシーソー状の部品なので、
カムが摩耗するといくら新品シューに変えてもブレーキは効きません。

デラックス版ではブレーキワイヤー、ブレーキカム、ブレーキシューの全てを交換しますので、
ブレーキの効きはバッチリ回復します。

これらを組み立てたのが以下の写真です。




なお、前回の10号車から、デラックス版では標準で『強化ブレーキシュー』を採用しています。

フロントサスペンションとブレーキ関係は以上です。

フロントサスペンションは、
以前に掲載したエンジンとフレームの接合点(ピボット)と併せて、
経年車両のギシギシ異音の原因にもなっている部分です。

車体のガタが心配な方はこういった部分の部品交換で改善可能です。

今回は以上です。
次回更新はエンジンのボアアップ関連を掲載予定です。

2016年8月12日金曜日

タンデムキャノピー(11号)_05_錆びの処理

こんにちわ、タナベファクトリーの田邉です。

前回、ステアリングシャフトのベアリングを交換しました。
今回はフレームの清掃と、錆止め処理です。

まずはフレームの汚れ状況。



サスペンション周りが非常に汚れています。

2ストオイル補充時にこぼして垂れた汚れなので、
経年でホコリが付着して堆積した汚れです。
なかなか頑固な汚れですが、丁寧に綺麗にします。

清掃後の写真も撮るべきでしたが、残念ながら取り忘れました。
言い訳がましいですが、
このアブラ汚れと戦って(清掃して)、手がベトベトでカメラ(スマホ)を触ることが出来ませんでした。


次に錆落としと、予防のリペアです。
まずは現状をご覧下さい。



これはフロントのブレーキワイヤーが擦れる部分ですね。
塗装が剥げて錆び始めています。

ワイヤーブラシで錆を落として、
錆止め剤入りの塗料で塗りなおします。



次にステップ周辺のサビです。



先ほどの汚れ状態の写真と同じですが、
写真の一番下に、錆びたネジ穴が有ります。

左端のフレームの真ん中も錆です。
ここはリヤブレーキワイヤーのコスレで塗料が落ちて錆びていました。

下はネジ穴の拡大写真です。



こういった部分も同じようにワイヤーブラシで錆落としし、錆止め剤入りの塗料で補修します。



上の写真で書いたように、ネジ穴や写真中央のセンターフレームも同様に補修しました。
写真左上のフレーム集合溶接の部分も雨水で似たように錆びてましたので補修しました。

小さなことですが、デラックス版は高価な費用を頂く分、こういう細かい処置も行っています。
価格分の当然のサービスとして導入しているものであり、特にお客様から作業分の個別費用は頂いてません。

他にも店主が気に入らない部分はチマチマ補修を行います。
商品説明には載らない部分ですが、安心感が高いと思います。

ちょっと長くなったので、今回はここまでで。
予定していたフロントホイール周りは次回更新します。

2016年8月5日金曜日

タンデムキャノピー(11号)_03_エンジンケース分解

こんにちは。タナベファクトリーです。

今回はタンデムキャノピー11号の制作日誌を更新します。
タンデムキャノピーと銘打ってはいますが、ジャイロキャノピー(または後期ジャイロX)のエンジンオーバーホールも同内容です。

取り敢えず現在の車両ですが、このようになっています。



後輪周りが全て取り外されているので、スカスカになっています。

今回はこの取り外したエンジンのオーバーホール(以下OH)です。

まずはエンジンケースを分割した状態です。



向かって右側がクランクシャフトが入っていた部分です。
最初はドロドロに汚れていました。

で、ドロドロを洗い落としたら今度は錆汚れ・・・




エンジンケースはアルミなので錆びませんが、
周辺部品の錆びた汚れが溜まっていた様です。

ベース車両に不動エンジンの車両を仕入れましたが、
どうやら雨ざらしだったようですね。



今回はフルOHで全て分解して部品交換するので、
このようなエンジンでも全く構いません。



もちろん全て磨いて、綺麗な状態にして組み上げます。

今回もなかなか手が空かなかったので、作業中の写真は撮れませんでしたが、
整備後は以下の様にピカピカになって組み立てています。

ベアリングを交換してクランクシャフトを組み立てる直前の写真です。



黄色いのは液体ガスケットです。
ジャイロのクランクケースは紙や樹脂(ゴム)のガスケットを挟まず、
液体ガスケット(通称・液ガス)のみで接合部を密閉しています。

この為組み立て前に完全に清掃して、付着していた古い液ガスも除去する工程が必要です。
この時は樹脂製のスクレイパーを使用します。
ステンレス製のスクレイパーを使用する野はNGです。
アルミ製のエンジンケース接合面に傷が入り、密着できなくなるからです。

こうして組み立てたのが次の写真です。



実はデフギヤーの分解整備もすでに終わっています。
というか、この完成写真を撮る前にデフギヤーケース部分の分解組み立ても写真を撮っていたのですが、
カメラのレンズに油が付着していた様で、きちんとした画が撮れていませんでした・・・。。

今回は以上です。

次回はフロント周りのOHを掲載予定です。