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2015年10月3日土曜日

ジャイロキャノピー ブレーキ修理時の注意点。

ブレーキの利きが悪くなった際、ワイヤー端部のナットを締めることで調整が出来ます。
しかしそのナットを締めても調整しきれない場合も有ります。

その場合はブレーキシューを交換する必要が御座います。


しかし、ブレーキシューを交換しても改善しない場合も有ります。
この場合の原因は、ブレーキカムの摩耗か、ワイヤーの伸びが考えられます。


ブレーキカムとはブレーキシューを広げるシーソーの様な部品です。


これが摩耗すると、ブレーキシューを十分に広げることが出来なくなります。

このブレーキカムを新品にすることでブレーキシューを十分に開けるようになり、
ブレーキ性能を回復させることができます。

2015年9月7日月曜日

タンデムキャノピー制作,23 細かい装備品と登録

前回、車両の完成状態を載せました。

今回で最終回です。

最終回となる今回は、書類登録の件を掲載します。

なお、本車両は、第二種原動機付自転車の特定二輪車、
いわゆる黄色ナンバーの原付二種で登録します。

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まず黄色ナンバーのお話をさせて頂きますが、
黄色ナンバーとは、50cc超~125cc以下のバイクの総称です。

道路交通法上の 普通自動二輪車(小型)であり、

道路運送車両法上では
第二種原動機付自転車乙種 ( 50cc超 90cc以下 )
第二種原動機付自転車甲種 ( 90cc超 125cc以下 )
と区分されています。

更に三輪オートバイには、ミニカー、特定二輪車、側車付き軽二輪(トライク)等の基準も有り、ややこしく煩雑になっております。

そしてジャイロのボアアップ車両においては、
原付二種、すなわち黄色ナンバーでの登録は不可能 と、いう意見が、ネット上の情報ページや掲示板などで見受けられました。

しかしこの度、区役所の担当部署・及び国土交通省にも問い合わせた結果、
「ボアアップしたジャイロは黄色ナンバー登録が可能」 ということが解りました。

※ただし、
車両要件が特定二輪車の基準に該当する場合であり、
また、側車付き軽二輪の基準には該当しない場合に限ります。


なお上記の間違った噂の出どころも調査しました。

2015年9月時点でwikipediaの特定二輪車に関わる項目に、
「3個の車輪を備えるオートバイであっても、内閣府告示(平成2年12月6日総理府告示第48号)により原動機付自転車に該当するもの(ホンダ・ジャイロなど)には適用されない。」
この様な記載が有りました。

必ずしもこれが誤解の原因ではないかもしれませんが、
この「原動機付自転車に該当するもの(ホンダ・ジャイロなど)」という表現の内、ジャイロなどの部分が誇大解釈された結果、
ジャイロシリーズ全車両はボアアップしても黄色ナンバー不可という誤解の元になったのかもしれません。


国交省に問い合わせた区役所担当官によると、

この原動機付自転車に該当するもの(ホンダ・ジャイロなど)」には適用されない、とは、原付(50cc)のジャイロの事で、
上記の内閣公示の内容の本質は、「特定二輪車には50ccの三輪バイク(ホンダ・ジャイロなど)は含めません」という意味になります。

このため、冒頭に記載した通り、ボアアップしたジャイロは特定二輪車としての原付二種として認められます。

当店がヤフオクに出品しているタンデムキャノピーの質問欄にも、
「ジャイロの黄色ナンバーは違法です」
「例え登録できてもそれは役所の間違い。」
等のご指摘を頂いていますが、当店では上記の通り法令に則して登録を行っています。

法令に則った登録手順や登録方法のレクチャーや、登録代行は行っておりますので、
ご不明店や疑問点はお問い合わせ願います。

なお当店は、
本件において違う主張をお持ちの方との議論は行いません。あらかじめご了承願います。

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さて、前置きが長くなりましたが、本題です。
登録に際しては、車両のサイズを計測した写真を提出します。

全長計測

全長の数値

全幅計測

全幅の数値

全高の計測

ステップなど装備品のアップ

このほか、複数の写真や改造内容の証明書を区役所に提出します。
今回は一旦、当店管轄の世田谷区役所にてナンバーを交付しました。

その後、近畿地方のお客様宛てに車両を発送します。

登録済み書類
今回は、ご登録先の市役所にも同様の書類を送付しました。
事前に役所担当官が内閣公示内容や上記書類にて内容を確認し、
車両到着前にご登録先の市役所にも「登録可能です」との確約を受けました。


2015年9月6日日曜日

タンデムキャノピー制作,22 完成状態

前回はカウル組み立て済みの写真を載せましたが、
若干天気が悪かったのと、使用したスマホが自分のではなかったので、
今回もう一度撮り直しました。



まずは外観です。
今回は前回と違ってタンデムシートの修正が終わったので、外観が全て完成しました。


ボックスの手直しや鍵の取付も終わっています。


今回はタイヤも3輪とも新品交換しました。
組み立て後の試走でタイヤの皮剥きも有る程度行えました。


ハンドル周りとヘッドライト裏側です。


フロアカウルとタンデム装備周りです。
シート・ステップ・グリップ


タンデムシートは当店で制作した物です。


今回のお客様はタンデムシートに小さいお子さんを載せる前提での制作でしたので、
タンデムシートのウレタンを多めにして振動への対策としました。
その為、シングルシートとの段差が僅かに御座います。


シートを厚めに作ったので座り心地良く出来ています。


今回のお客様はオプションのタンデム用グラブバーをご希望でしたので装着しました。


タンデムシートはカウルを加工して作成しましたので、
カウルの固定の関係で一部ネジ止めを行っています。


単純にカウル同士をネジ止めするのではなく、
専用ステーを作成してフレームに溶接し、
そのフレームにネジ留めしてカウルを支えています。


タンデムステップは当店で独自制作しました。


ステップは折り畳み可能です。


車体からはみ出していないので、折りたためる必要はないのですが、
シングル乗車時の快適性を少しだけ向上させることが出来ます。

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次に後部のボックスです。
今回はボックスも含めて全塗装しました。


鍵はお客様のご要望で南京錠を付けるタイプ(ステンレス製)にしました。 


蝶番もステンレスです。
悪戯で開けられない様にリベット留めです。
リベットもアルミ製ですのでサビにくくなって居ます。


最後にエンジンカバーです。
今回は側車付き軽二輪ではなく、特定二輪車なので、
輪距は430mmのノーマルそのままです。
第二種原動機付自転車(黄色ナンバー)として登録します。


今回は以上です。

2015年9月1日火曜日

タンデムキャノピー制作,21 カウル組み立て

前回はカウル組み立てを行いました。
今回は完成状態の写真をお届けします。

シートは防水処理のために修正中なので載せていません。


フロントカウル・フロントタイヤのフェンダーです。


メーターカウル・ハンドルカバー・ステップです。


ステップ後ろ側と、バッテリーケースカバーです。


ボックス外観です。
キーはお客様の希望で交換することになったので、まだ取り付けておりません。


ルーフ(屋根)の塗装状態です。


外観は以上です。

シートの修正や、ボックスの鍵の取り付け、ボックスの取っ手、
そのほか細かい手直しを済ませたら再度写真を載せたいと思います。

2015年8月25日火曜日

タンデムキャノピー制作,20 カウル組み立て

前回(クリヤー塗装)の続きです。
今回は塗装後のカウルを車体に組み付けます。

フロントカウルを取り付けます。
ヘッドライトやウインカーは事前にカウルに組み付けてあります。


メーターパネル裏からメーターを取り付け、
メーターパネルを車両に取り付けます。


上の写真は暗かったので昼に撮り直しました。


シート周りのカウルを取り付けます。


背もたれ周りのカウルを取り付けます。


足元周りが完成しました。


エンジンカバーを取り付けます。


この後屋根を取り付けて完成です。

2015年8月18日火曜日

タンデムキャノピー制作,19 カウル塗装(仕上げ)

前回、下地塗装・カラー塗装まで行いました。
今回はクリヤー塗装を行います。

カラー塗装だけではツヤが出ませんが、
クリヤーを行う事で車両外観がツヤツヤになります。

クリヤー塗装は塗装面の保護の目的を兼ねていますので、必ず行う必要が有ります。





この後は組み立て作業に入ります。

2015年8月11日火曜日

タンデムキャノピー制作,18 カウル塗装

前回の続きです。

今回は塗装の様子をお送りします。
8月の真っただ中なので、非常に暑いです。

この気温だと塗料がすぐ乾いてしまうので塗装には向かない季節ですが、
塗装屋さんの協力の元、きれいに塗ることが出来ました。

カウルの塗装手順は以下の通りです。

洗車(ほこりや泥汚れを落とす)
カウルを車両から外す
カウルの細かい部分の洗浄
カウルに染み込んだ油の除去
ささくれ・傷の修正
カウルに染み込んだ油の除去
磨き
パテで傷の補修
パテで補修した部分の磨き
プライマー塗装
サーフェイサー塗装
サーフェイサー後の磨き
(必要に応じて 再度パテ盛り→磨き→サフ塗装→磨き)
カラー塗装
カラー塗装後の磨き
クリヤー塗装
クリヤー塗装後の磨き
ワックスがけ

磨いた状態のカウルは、下記の様な状態です。


内装部分のグレーのカウルは以下の状態です。


磨きをかけ、パテ補修を行い、
プライマーを塗装し、サーフェイサーを塗装すると以下の様になります。



そして以下の写真がカラー塗装後の物です。




この後はクリヤー塗装です。
今回はここまでとなります。