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2016年8月12日金曜日

タンデムキャノピー(11号)_05_錆びの処理

こんにちわ、タナベファクトリーの田邉です。

前回、ステアリングシャフトのベアリングを交換しました。
今回はフレームの清掃と、錆止め処理です。

まずはフレームの汚れ状況。



サスペンション周りが非常に汚れています。

2ストオイル補充時にこぼして垂れた汚れなので、
経年でホコリが付着して堆積した汚れです。
なかなか頑固な汚れですが、丁寧に綺麗にします。

清掃後の写真も撮るべきでしたが、残念ながら取り忘れました。
言い訳がましいですが、
このアブラ汚れと戦って(清掃して)、手がベトベトでカメラ(スマホ)を触ることが出来ませんでした。


次に錆落としと、予防のリペアです。
まずは現状をご覧下さい。



これはフロントのブレーキワイヤーが擦れる部分ですね。
塗装が剥げて錆び始めています。

ワイヤーブラシで錆を落として、
錆止め剤入りの塗料で塗りなおします。



次にステップ周辺のサビです。



先ほどの汚れ状態の写真と同じですが、
写真の一番下に、錆びたネジ穴が有ります。

左端のフレームの真ん中も錆です。
ここはリヤブレーキワイヤーのコスレで塗料が落ちて錆びていました。

下はネジ穴の拡大写真です。



こういった部分も同じようにワイヤーブラシで錆落としし、錆止め剤入りの塗料で補修します。



上の写真で書いたように、ネジ穴や写真中央のセンターフレームも同様に補修しました。
写真左上のフレーム集合溶接の部分も雨水で似たように錆びてましたので補修しました。

小さなことですが、デラックス版は高価な費用を頂く分、こういう細かい処置も行っています。
価格分の当然のサービスとして導入しているものであり、特にお客様から作業分の個別費用は頂いてません。

他にも店主が気に入らない部分はチマチマ補修を行います。
商品説明には載らない部分ですが、安心感が高いと思います。

ちょっと長くなったので、今回はここまでで。
予定していたフロントホイール周りは次回更新します。