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2019年8月13日火曜日

盆休み企画(車のバンパー塗装)

今回は普段と違う記事を掲載させて戴きます。

友人が車のバンパーを擦ってしまったというので、
当店の設備を使って補修することにしました。


今回は仲間が何人か集まっての作業です。
プライバシー保護のため、
参加者や車のナンバーには画像処理を行っています。



左前方のアンダーに傷が有ります。

場所的が場所なのでこのままの塗装は難しいと判断し、
バンパーを取り外してから塗装することにします。

フロントタイヤをスロープに載せ、
下部に隙間を作ります。
  
コレで潜って作業できる様になりました。

バンパーを取り外すことが出来ました。

バンパーのみになりました。
この後フォグランプなどの部品を取り外し、塗装を開始します。

キズはこのような状態です。

2液硬化式のパテをねります。

キズの部分にパテを盛ります。

盛ったパテはこんな感じです。

耐水ペーパーで研磨し、
キズ部分を再確認。

この時点で、キズだけではなく形状の歪みも確認しました。
歪みの修正も含めるとなると、部分塗装は無理なので、
バンパー丸ごとの成型・再塗装を行う事になりました。

まず下準備としてバンパー全てを耐水ペーパーで研磨します。

そしてパテ盛り→研磨の作業を繰り返し行って、
キズを埋めつつ成型していきます。

1段階目の形状修復と、概ねのキズ埋めが終わりました。

この後に塗装作業に入ります。

塗装中は写真が撮れなかったので説明だけ。

塗装はすべて塗装ガンを使って行っていきます。

まず最初にプライマーを吹きます。
いわゆるミッチャクロンを使用します。

そして次にサーフェイサーを吹いて、再度研磨します。

ここで形状のアラやパテの巣穴などを確認し、
更にサフ吹きと研磨を繰り返していきます。

満足行く状態に成型出来たら、本塗装に入ります。
今回の塗装は、すべてロックペイント社製の商品を使用します。
塗料はもちろん2液式のウレタン塗料を使用しました。

塗装対象がバンパーなので、通常の硬化剤を使うと乾燥後に塗装が割れやすくなってしまいます。そこで通常の硬化剤の3倍高価な「高柔軟性硬化剤」を使用し、塗装・乾燥後の塗装面に、ある程度の柔軟性を持たせるように仕上げていきました。

この様な状態で、

シルバー塗装、研磨、
シルバー塗装(2回目)

クリアー塗装、研磨、
仕上げのクリアー塗装、
と進めました。

以下が、塗装完了の状態です。

塗装が乾いたら、取り外していた部品を組み立てて、
車両に元通りに取り付けを行います。

キズ跡も、ほぼ解らないように塗装することが出来ました。

今回はバイクとか中古車販売の仕事とは違う内容でしたが、
カスタムバイクの塗装の技術や設備を使ってのバンパー塗装を行いました。


※ 自動車の塗装修復は、
当店の業務としては行っていません。

今回のバンパー塗装は、当店の技術維持・向上のための勉強として、
また仲のの良い仲間と集まるイベントの一環として、2日間という長い時間をかけて、ワイワイ遊びながら行ったものです。

当店の本業はメカ的な整備やカスタムなので、
プロの板金屋さんと比べられれば塗装は低クオリティーです。
設備は最小限ですし、腕も子供だましレベルです。

ですが、こういう機会を基に日々技術を磨いたり、
新しいクルマに触れて、勉強できる様に心がけています。

この二日間は当事者以外にも多数の仲間が集まってくれて、
とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

こういう賑やかで和気あいあいとした時間が持てるのはとても幸せです。
これからも仲間を大切に、お店の経営を行っていきたいと思います。

2019年8月7日水曜日

ジャイロキャノピー修理

ジャイロキャノピーのスピードが出なくなったというお客様から修理のご依頼。

まずはクランクケース(左)を開けます。 

本体側。結構汚れていますね

ケース側。こちらも同じく汚れが多いです。
摩耗したベルトや樹脂パーツのカスだと思われます。

取り外した駆動系パーツをチェックした結果、
ベルトとウエイトローラーが摩耗していました。

スライダーは破損していて、プーリーにも異常摩耗が起きていました。
これが変速不良の原因です。



取り外したパーツと、新品交換するパーツです。

組み立て前に、ケース内部を洗浄しておきました。



各パーツを洗浄・グリスアップしつつ、元通りに組み立てます。


以上です。
費用はベルト・プーリーASSY・ウエイトローラーの新品交換で約3万円です。
当店は駆動系をはじめ各種補修部品を常時在庫しています。
ジャイロの速度が出ない症状でお困りの場合はご連絡を(^-^)

090-9200-5405 タナベファクトリー 田邉ケータイ
03-5969-9848 タナベファクトリー 店舗
http://tnbf.jp/ タナベファクトリー ホームページ

2019年7月22日月曜日

ジャイロキャノピー・販売車両の整備(管理番号SG13)

業者オークションで仕入れた車両の整備です。
販売用に整備を行います。

当店は全ての車両が整備済み販売になります。
中古車を未整備のままで販売することは有りません。
ヤフオクやジモティーに良くある様な格安車両と比較しない様お願いします。

写真は全てこの車両の整備で撮影したものです。
他の車両の写真を再利用することもありません。

整備は【車両状態の回復】を最優先して行います。
安全性を最優先するので無理なコスト削減は行っていません。


画像が多い(100枚以上)ので、読み込みに時間がかかります。

仕入れ時点で前輪パンクが判明していたので、まずはパンク修理です。


前輪を取り外します。
タイヤ表面に釘などの異物は見当たりません。


外した前輪をホイールとタイヤに分離します。
タイヤを取ると錆びの色が強いのが解ります。


タイヤは内側までチェックしても釘などの異物は有りませんでした。
抜いたチューブは、タイヤ側(外側)ではなくホイール側(内側)に穴が開いていました。


パンクの原因はホイール内で発生したサビでした。
鋭利な突起になっているのでチューブを突き破ってしまったのでしょう。


ホイールのサビは削り落として塗装すれば再使用も可能ですが、
時間の短縮の為、事前に確保してあった補修済みのホイールと交換します。


3分クッキングみたいですが、
こちらが補修しておいたホイールです。


このホイールは事前にサビを落として、再塗装してあります。
当店はジャイロ専門店なので、再生した予備部品(リビルド品)が用意してあります。


ブレーキハブを移植します。


新しいチューブを入れます。


タイヤを組付けます。
今回のタイヤはヒゲも残っている10分ヤマなので、再利用です。


ブレーキパネルを清掃します。
ブレーキシューとメーターギヤーを取り外します。


 古いグリスを完全洗浄します。


メーターギヤー(パネル側)


メーターギヤ―本体
摩耗が有る場合は新品交換しますが、
今回はご覧の通りなので再利用可能です。


ブレーキシューの摩耗も殆どなかったので再利用可能です。


カムシャフトにブレーキグリスを塗って組み立てます。


フロントホイール部分の整備は以上です。

次にエンジン回りの整備に入ります。
エンジン回りの部品とエアークリーナーを取り外します。


解りやすいように在庫管理の番号を書き込みます。
今回の場合は【SG13】です。


リヤブレーキハブを取り外します。
まずは作業の順序から左側からです。


クランクケース(左)カバーを取り外します。


ケースの内部をエアーガンで清掃していきます。


ものすごい量の粉じんが出てきます。


ある程度までエアーのみで綺麗になりました。
ここから更に分解整備を行います。


変速機を一式すべて取り外します。
クラッチアウターにも管理番号を書き込みます。


遠心クラッチ(ドリブンプーリー)を分解します。


クラッチ内部のトルクカムも分解します。


古いグリスは劣化しているので、全て洗浄して新グリスを充填します。


洗浄が完了しました。


トルクカムの溝の摩耗も問題ありません。


ドリブンフェイスも問題ない状態でした。


新しいグリスを充填して組み立てて、クラッチ側は組み立て完了です。
※手がグリスまみれなので写真が撮れませんでした。

次はドライブプーリーです。


プーリーは問題なく再利用可能でした。


ウエイトローラーは摩耗していましたので交換します。


ウエイトローラーは8.5グラムの物が入っていました。


6個で51グラムになる計算になります。
概ね計算通りの合計重量でした。


次に新しいウエイトローラーです。
同じ8.5グラムの物を用意しました。


 6個で51グラム。コレも計算通りです。


清掃しグリスを塗って組み立てます。



次に珍しい整備内容です。
セルスターターギヤーを整備します。


特に痛みが有ったり汚れが酷いわけではないのですが、
分解できるという記録の為に敢えて実行しました。

先端のピンを取り外して分解します。


ダストを綺麗に洗浄します。


グリスアップして組み立てます。


無事に組み立てました。
動きは快調です。


次にキックギヤーの整備です。


取り外した状態です。
サビで動きが悪くなっていました。


研磨・グリスアップして組み立てました。、


整備が終わった駆動系部品を組み戻します。


ケースを閉める前にシャフトの受けブッシュも清掃・グリスアップします。


次はキャブレターです


ガソリンコックを閉めホース類を取り外したら、
キャブレター本体を取り外します。


取り外したキャブを分解します。


キャブレター内部は綺麗な状態でした。


 フロート室もキレイでした。
ガソリン腐食などの痕跡も有りません。


綺麗な状態でしたが、せっかくココまで分解したので完全分解し、洗浄します。


全て洗浄したので再度組み立てます。


キャブレター外観もキレイな状態になりました。





次にピストンやシリンダーをチェックします。
マフラーを外し、カバーのボルトを抜きます。


カバーを取り外しました。
この時ファンをエアブローで清掃しておきます。


排気口です。
詰まりは有りませんでしたが清掃しておきます。


シリンダー内部はススが溜まっています。


  



全て洗浄して再組立てします。



スパークプラグです。
摩耗は殆どありませんが、汚れが有るので交換します。





次にバッテリーチェックです。

2006年のバッテリーでした。
当然寿命なので交換します。


次はブレーキです。


リヤのブレーキシューは摩耗していたので交換しました。




新品のブレーキシューはブレーキ鳴きが起き易いので、
免取り加工を施しておきます。

左が加工前、右が加工後です。


新しいブレーキシューを取り付けました。
きちんとブレーキグリスも塗って組み立ててあります。


ブレーキドラム(リヤホイールハブ)は洗浄してから組み立てます。


リヤホイールハブを取り付けました。


キャブレターを取り付けました。


周辺部品やゴムプレートも全て磨いてあります。


エアーフィルター交換です。
駆動系の冷却穴のフィルターを交換します。


古い方はボロボロになっていました。


吸気用のフィルターも新品になりました。


次にセルモーターの分解整備です。


清掃・グリスアップして組み立てます。


雨などでの漏電や破損が起きないように、
液状ガスケットを塗って組み立てます。


続いて右側のリヤブレーキも整備します。


シューを外しました。
溜まっていたダストをエアーガンで清掃します。


綺麗になりました。


左側と同じように面取り済みのブレーキシューを取り付けます。


ブレーキドラム(ホイールハブ)を取り付けて、新しい割りピンを入れます。


割りピンをセットして完了です。


以上で整備は全て完了です。
試乗用ナンバーを付けて試走しましたが、非常に良い仕上がりです。

エンジンはセル1秒以下で一発始動します。

アイドリングは非常に静かです。
もちろん走行音も静かな状態です。
変な振動も無く、快適に走行可能です。

現在はボックスが付いていますが、販売時はボックス無しでの販売となります。
(ボックスは別途有料での販売になります)



これは販売車両とは関係ありませんが、
テストとしてLEDバルブを取り付けてみました。

普段当店で販売している高価なLEDではなく、安価な商品の耐久テストの為です。
(販売車両は通常の電球での販売となります。)


この車両は後日洗車を行い、撮影が済んだらグーバイクなどに掲載します。
お問い合わせは当店のホームページからお電話ください。


早速お問い合わせが有り、販売先が決定しました。

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