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2015年7月26日日曜日

ジャイロX ブレーキ鳴き 03 組み立て (リヤブレーキ編 その2)

前回のブレーキシュー周りの交換に続いて、リヤブレーキのワイヤー交換です。

ジャイロのリヤブレーキは、後輪が2輪に分かれている関係で、
ブレーキレバー→ジョイント を繋ぐファースト側と、
ジョイントからブレーキまでの左右2本組のセカンド側に分かれています。

まずはファースト側のワイヤーです。
左が古い物、右が新しい物です。


新しいファーストワイヤーをレバーに通します。
撮影の都合でグリスを塗っていませんが、この後きちんと塗りなおしています。


ファーストワイヤーの先は個の様にジョイントに繋ぎます。


次にセカンド側のワイヤーです。
このようにチェーンで繋がっているそれぞれが、左右の後輪までつながっています。


このチェーン部分を、先ほどのファーストワイヤーの先に接続します。


チェーンを入れた後からギヤー状の部品を入れ、ピンで固定します。


ピンをEリングで固定して、ファーストとセカンドが接続されました。


このジョイント部分を、ジョイントケースに収めます。


収めたらグリスを充填します。


ケースカバーを綺麗に洗浄して取り付けます。



次に、セカンドワイヤーの先をブレーキと接続します。
下の写真は後輪右側です。
この白い印が有るのが右側のワイヤーです。


ワイヤーを所定の位置に固定します。


次に、カムアームにタイコを取り付け、ワイヤー先端のネジ部分を差し込みます。


こんな感じです。


ワイヤーを更に押し出して(アームを縮めれば自然と出てきます)
タイコナットを締め込みます。


次に左側も同様に作業します。


ワイヤーを所定位置に差し込み、


タイコナットで固定。


ここでリヤブレーキレバーで「遊び」を確認します。
今回は手の小さい女性のお客様なので、ちょっとブレーキレバーが遠いです。


ジョイントケース上部の、ファーストワイヤー部分に調整ナットが有るので微調整します。


レバーが近くなって握りやすくなりました。


これで後輪ブレーキの作業は全て終了です。

次回はフロントブレーキの作業に入ります。