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2015年7月9日木曜日

タンデムキャノピー制作,5 クランクシャフト・ボアアップキット

前回の続きを掲載します。

まず最初にクランクケースを組み立てます。
液体ガスケットを合わせ面に塗布します。


次にクランクシャフトを入れて組み立てると、
液体ガスケットがケース断面を密着させてくれます。




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次にいわゆるエンジン腰上、ボアアップキット一式です。

マロッシ製47mmシリンダー/ピストンで、
組み上げ後は68ccとなります。




 マロッシ製のピストン・シリンダーには、結構な量のバリが残っています。



下記の画像で解る通り、スカート部のエッジもかなり鋭角に立ってます。


これを以下の様にバリ落としを行います。
バリは薄いダイヤモンドヤスリで落とし、

エッジ部分は800番→1200番→2000番 の耐水ペーパーで磨きを掛けます。
この下の写真が処理後です。





ポート類もしっかりバリを落とし、同じく800番から2000番まで磨きを行いました。



ピストン・シリンダーを組み付けると、この様になりました。




次にシリンダーヘッドを取り付けますが、
今回はヘッドガスケットを、0.3mm、0.5mm、0.3mmの、合計1.1mmの構成としました。
枚数が多めなのは、焼き付き防止の為です。


これにてエンジン腰下・腰上の作業は終了です。




次回は駆動系の組み込みを掲載する予定です。