前回の続きです。
前回 「次回は駆動系」 と書きましたが、
写真の整理が追いつかなかったので次回に持ち越します。
順序的に挟めなかった写真を載せておきます。
最初はデフギヤーケースの組み立ての様子です。
完全洗浄の上で嵌め合わせます。
通常通り新品の純正ガスケットは使用しますが、
一度でも開けたエンジンは密閉性が心配なので、当店ではこの部分には液体ガスケットも併用しています。
次に、リヤ・ブレーキケーブルの交換です。
今回はフルメンテなので、少しでも傷みが発見できたケーブルは新品交換します。
グリスを充填しつつ組み上げます。
続いてこちらはスロットル・ケーブルです。
中古車ベースのジャイロのスロットル・ケーブルは傷んでいる場合が多いので、
2年/1万キロ程度で交換するのがベストです。
スロットル側に十分にグリスを充填して組み上げます。
ここの重点が不十分だと雨水が侵入して劣化の原因になりやすいです。
オマケです。
エンジン取り外し中のジャイロキャノピー。
なかなか見る機会が無いと思いますので撮っておきました。
今回は以上です。