4ストのジャイロは原付の規定内(輪距500未満)に収めるため、
相当コンパクトに作られたエンジンらしく、かなり独特な構造です。
マフラーの配管やスパークプラグの位置もかなり変わっていて、
社外マフラーもなかなか販売されないようです。
プラグ交換などは2スト版に比べて非常に面倒です。
さて肝心のエンジンオイルですが、
オイルのドレンボルトも非常に外しにくい位置にあります。
ドレンボルトは左後輪を外した方が格段にアクセスしやすい場所なので、
当店ではオイル交換時に左後輪を外してしまいます。

写真のとおり、ほぼ後輪の内側にドレンボルトが有ります。
17mmのソケットとエクステンションバーを使用してボルトを外します。
すると古いオイルが排出されますので、
上の写真の様に、オイル受けの為の容器を差し入れてからドレンボルトを緩めましょう。
さて抜いたオイルですが、ごらんのとおりの状態です。

前回の交換から走行距離は1000キロ程度ですが、既にかなり黒くなってました。
4ストのジャイロはエンジンオイルが0.49リットルしか入りません。
このためか、オイル劣化も早い場合が多いです。

前回の交換から走行距離は1000キロ程度ですが、既にかなり黒くなってました。
4ストのジャイロはエンジンオイルが0.49リットルしか入りません。
このためか、オイル劣化も早い場合が多いです。
車両を長く安全に運用するためにも、
可能な限り早めのオイル交換をお勧めします。
お勧めは1000~1500kmでの交換。
または6か月(夏前・冬前)ごとのオイル交換です。
では今回はこのあたりで。