車両が長くなり、ルーフも2枚張り合わせるのですが、
毎回ルーフを2枚消費するのもイヤですし、
長さや幅もいまいちなので、FRPで新規に製作します。
まずは純正ルーフを切り張りして、ロングルーフの凸型を作ります。
この凸型を元にFRPで凹型を製作します。
その凹型に再度FRPを張り直し、屋根を作ります。
まずは凸型の制作です。
屋根の制作は、受注していたタンデム仕様ジャイロキャノピーの上で開始しました。
制作したタンデム用フレームの上で新たに仮の骨組みを組んで、
その上に純正の屋根を切って作ったパーツを載せていきます。
この方法で屋根を大きく、長く、作り直します。
パーツのスキマはFRPとパテで埋めます。
納期の関係でこの車両上でのルーフ作成を中止する必要が有ったので、
一旦車両から屋根(凸型)を下ろします。
この屋根(凸型)はまだ形状を作っただけなので、強度不足です。
このまま取り外すと確実に割れてしまいます。
このため、まずは屋根の下に強固な骨組みを制作。
この骨組みの部材費用だけで数万円掛かりましたが、先行投資だと思うことにします。
無事に車体から屋根を取り外し、割らずに降ろすことが出来ました。
低い位置に移動したことで、パテ盛りや研磨がしやすくなったのはメリットでした。
FRPの仕上がりに影響しますので、綺麗に面を出します。
表面の処理が済んだので一旦ウラ返します。
補強の為に発泡ウレタンを盛りつつ、更に骨組みを付けます。
全面にウレタンを盛り、骨組みを完成させます
続きます