当店でお買い上げ頂いた車両(ジャイロX後期型ミニカー化車両)のメンテナンスのご依頼。
・アクセルが重い。
・ブレーキがキーキー鳴る。
・フロントブレーキを掛けると違和感を感じる。
・左手のブレーキレバーが遠く感じる。
以上4点のチェックと修理です。
つい昨日も当店で制作進行中のタンデムキャノピーでブレーキ鳴きが起きました。
基本的には同じような作業となりますので、重複しますがご容赦を。
ただ、今回の車両は部品消耗が多かったので、結構たくさんの部品を交換しています。
基本的には同じような作業となりますので、重複しますがご容赦を。
ただ、今回の車両は部品消耗が多かったので、結構たくさんの部品を交換しています。
では早速始めます。
まずジャッキアップして車体を浮かせます。
ジャッキのままだと不安定なので、角材で作った馬に乗せます。
はい、乗りました。
では次にカウルをばらします。
この車両は当店でウレタンオールペイントを行った車両です。
塗膜を傷めないように丁寧にばらします。
はい、バラシ完了です。
では早速メンテナンスです。
頻繁に乗って頂いているとの事で、結構ブレーキカスが多いです。
それとブレーキカムの摩耗が多かったので交換します。
下の写真で右端の部品を交換します。
(解りやすいようにワザと半分抜いてある部分です)
はい、完全に抜きました。
こちらが抜いた部品です。
外したブレーキドラム(ホイールハブ)は磨いただけでOKでした。
部品を抜いたブレーキユニット側は洗浄スプレーとブラシで綺麗に磨いて、
ベアリングの回転に抵抗がないかを確認いしました。
タンデムキャノピーの記事でも書きましたが、
溝付きのブレーキシューでブレーキ鳴きを防止します。
奥2つが溝なしのノーマルシュー。
手前2つが溝加工ありの新しいシューです。
リヤの組み立ては後回しにして、フロント周りのチェックです。
フロントブレーキ時の違和感は、フロントサス周り各部ブッシュの摩耗が原因でした。
まずはサスペンション上部側。
次にサスペンション下部側。
引っこ抜いたこの鉄の部品が交換する部品です。
次にフロントフォーク下部の摺動部です。
内部部品を引き抜くと、オイルシールの破断が有りました。
これではグリスが抜けてしまいガタつくのも無理は有りません。
はい、ココ切れてますね。
で、これらの部品を全部注文しようとしましたら、
なんと、下の写真の金属部品がリコール対象部品となっており、
メーカーより出荷制限中。
この車両はリコール対象のフレームナンバーではなかったのですが、
使っている部品番号が同じせいで、出荷制限の煽りをくらってしまいました。
こちらの金属部品そのものの摩耗はまだ許容範囲内なのですが、
せっかく周辺の消耗部品全て新品交換するのですから、
気持ち的にはこちらも新品にしたいところ。
現在、部品手配を行っています。
部品が届くまでは修理続行不可能なので、修理は中断しています。
とはいえ、ガレージを占有していても仕事ができないので、
結局バラしたホイールなどを仮組して保管庫へ移動しておきました。
尚、この時点で、
パーキングロック以外のすべてのワイヤーケーブルは全て取り外しました。
今回は以上です。
部品が到着し次第、組み立てを含む修理作業を続行します。
結局バラしたホイールなどを仮組して保管庫へ移動しておきました。
尚、この時点で、
パーキングロック以外のすべてのワイヤーケーブルは全て取り外しました。
今回は以上です。
部品が到着し次第、組み立てを含む修理作業を続行します。
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