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世田谷区のお客様にご購入いただいたジャイロキャノピー（４スト）の
納車整備の内容を掲載するページです。
ご入金と契約書の到着まち。
作業を開始し次第、ここに進捗を記載します。
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契約書も届き、ご入金を受けましたので、整備を開始します。
まず車両のエンジンカバーを外しました。
車両の状態を確認し、必要と思われる整備を実施します。
結果から書きますが、契約書に記載以上の整備を多数行いました。
エアフィルターの交換の際、
内部の汚れ具合が気になったのでスロットルバルブも取り外します。
次に、これも契約には特に含まれていないのですが、
駆動系（変速機）も分解して状況確認を行います。
内部の汚れはありましたが、破損やオイル漏れはありませんでした。
変速機の部品を取り外しました。
ウエイトローラーの摩耗はひどい状態だったので新品交換します。
ベルトも限界でした。これも新品交換します。
遠心クラッチのシューも摩耗しきっていました。
こちらも新品交換しました。
クラッチの組み立て完了です
ドライブプーリーですが、摩耗や変形は少ないのですが、
若干腐食・変色して表面にざらつきを感じます。
腐食の影響が不明ですが、
大きな変形ではないのでいったんこのまま組み立てます。
不具合が有れば後ほど交換します。
駆動系部品を組み当てます。
組み立て完了です。
規定トルクで締めこんだら、
解りやすいようにマーキングして写真を撮ります。
（自身に対する忘備録でもあります）
（自身に対する忘備録でもあります）
キックペダルですが、
内部ギヤーの動きが悪くなっていたので分解整備します。
まずは取り外しです。
ギヤーはかなり汚れて歯の間に粉塵が詰まっています。
部品には、ワッシャー，カラー，ピンなど、
結構細かい部品が多いので注意しましょう。
ケース側もかなり汚れています。
ケースの軸穴はすべて清掃してグリスアップしました。
組み立てます
動きが快調になりました
この時点でダストもきれいに除去してあります
ギヤーの組み立て、完了しました。
では次の項目です。
最初に書いた通り、スロットルボディを清掃します
内部を除くと粉塵の付着が結構見えます。
ライトを向こうから照らすと、スロットルバルブの隙間が見えます。
隙間が偏っているのが解ると思います。
キャブレタークリーナーを流し込み、
やわらかい筆できれいに洗います。
傷がつくと不味いので、固いブラシは使わないようにしましょう。
筆で洗った結果、
粉塵はきれいに除去でき、偏った隙間は無くなりました。
清掃が終わったのでスロットルボディーを取り付けます。
次にエアークリーナーボックスも取り付けます。
マフラーも取り付けます
プラグも新品交換します
フィルターそのものも新品交換します
ここまでで一応形になったので、テスト走行を行います。
プーリー表面の腐食によるザラつきの影響を確認するためです。
結果として、ザラつきのせいで異音が出てしまいました。
再度分解して確認しましたが、ベルトが当たった部分は磨かれて綺麗になっていました。
つまりこのまま使用するといずれ全面が磨かれて綺麗になるのでしょうが、
せっかく分解したので新品に交換します。
プーリー、プーリーフェイス、両方とも新品に交換しました。
結果的に、プーリー，プーリーフェイス，ベルト，クラッチシュー、
駆動系の主要な消耗部品はすべて新品になりました。
この交換の結果、異音は解消しました。
整備はこれで全て完了です。
整備の他に、
当店の商品「ガジェットマウント・ハンドルバー」を
ご注文いただいたので、取りつけました。
この他に各部のグリスアップを行い、
今回ご契約の内容はすべて作業完了です。
以上で本車両に関する記事は完了です。
ご閲覧ありがとうございました。
当店はジャイロシリーズ専門店です。
営業・デリバリー・訪問系業務の車両は当店にお任せください。
業務に便利なハンドルバーや充電器の取り付けも承ります。
ミニカー化・塗装・社名ステッカーの作成なども可能です。
お客様のご要望に応じた様々なカスタムが可能です。
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