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2019年12月28日土曜日

販売車両整備(作業完了)ジャイロ・エックス 納車整備や塗装など(渋谷区A社様)

現在作業中の車両の整備状態を掲載します。
写真の編集・整理が追い付かないので掲載が少し遅れますが、順次掲載します。

分解前

分解しました

パーツ群

エンジンケース・センター側

エンジンケース・左側

クラッチユニット

シューが半分程度まで摩耗しているので交換します

クラッチを分解

古いグリスを除去しながら、
綺麗に清掃して状態をチェックします。

トルクカムは問題無さそうです。



ピン穴も問題ありません

特に問題なかったので、
新しいシューを取り付けつつ組み立てます。

新しいグリスを充填しながら組み立て

クラッチ組み立て完了

プーリーも清掃した上でチェックします

変形・摩耗は有りません

ウエイトローラーも摩耗は有りません

グリスアップしながら組み立てます

ドライブベルトです。
摩耗は有りませんが、予防的に交換しました。

新品ベルト

プーリー組み立て

ベルトを組み込んでクラッチなどを取り付け

変速機の整備は完了です。
次回はカウル塗装を掲載します。

追加更新
エンジンに摩耗が見つかったため、の整備写真を先に掲載します。

エンジンに僅かにゴロゴロ音が出始めていたため、
念のために分解したところ、


オイルシールの劣化が有りました。
ジェネレーター付近にオイル汚れが確認できます。

取り外して確認。

コイル部分にもオイル汚れがかなり付いています。
発電にも影響が出そうなので清掃します。

裏面はエンジン側なのでオモテよりも汚れが多いようです。
これも綺麗に清掃しました。

次にエンジン側ですが、
オイルシール付近はやはりオイル漏れが見受けられます。

しかしエンジンケースにはオイル垂れが無く、摩耗の度合いは軽度だったようです。

では摩耗部品を交換します。

エンジンケースを分割します。


ベアリングもついでに交換します。

クランクシャフトには歪みや破損は有りませんでした。

取り外したエンジンケースです。

オイルシール周りにオイル汚れと細かい埃が付いています。

内部側は少量のススが有ったので清掃します。


ベアリングを交換します。

取り外したベアリングと、新品のベアリングとオイルシールです。

取り付け前にエンジンケースを清掃します。

オイルシールの取り付け面は入念に清掃し、コンパウンドで磨いておきます。
こうする事でこの後のオイルシール圧入がスムーズになります。

新しいベアリングを取り付けました。

反対側も同じく取り付けます。

新しいオイルシールをはめ込みます。
取付深さは9.5~10.5mmです。

コチラも新しいオイルシールを取り付けます。

エンジンケースを組み立てます。
合わせ面を清掃・研磨して、液体ガスケットを塗ります。

エンジン組み立て。

組み立て時にはクランクのセンターだしを慎重に行います。

組み立て後には規定トルクで締め付けます。

組み立て後はクランクの回転が鈍くないか確認します。

組み立て後、合わせ面の研磨を行います。

研磨の結果はこの通りです。

シリンダー側も古いガスケットを除去して研磨します。

研磨が完了しました。

新しいガスケットを組付けます。

エンジンに関わるボルトは清掃し、 グリスアップしておきます。
この時使うのは、焼き付きにくいモリブデングリスです。

シリンダーの組み立て時にもこのモリブデングリスを使いますが、
作業時間と手がグリスまみれだったため、
写真撮影する事が出来ませんでした。

今回の写真は以上です。
以降作業終了までまた更新します。


2019/12/27更新
カウルの塗装とハンドル周り装備品を掲載します。

カウル塗装は最初にカウルを洗浄し、油分を落としてから行います。
カウル洗浄は表の他に裏面も全て中性洗剤で洗浄し、
オモテ面は600~800番の耐水ペーパーで荒らして足付けを行います。


今回の車両はつや消しブラックとなります。

洗浄前は大体こんな汚れ具合です。

塗装直後は湿った感じがしますが、乾燥するとつや消しになります。

洗浄した後のカウルはこのように綺麗になります。

塗装・乾燥後

コレも洗浄後

塗装後

ほかパーツ。 


メーターパネル 曇りが有ります。

コンパウンドで研磨し、綺麗になりました。

ハンドル周りに社外オプションを取り付けていきます。

グリップヒーター、USB充電器、
追加グリップ、角型ミラー。

古いグリップを除去します。 

カナリ硬化していたので、切断して外しました。

アクセル側も同じく硬化しています。

コレも切らないと外せませんでした。

無事に取り付け出来ました。

動作確認

次にヘッドライトですが、
電球が劣化していたので新品交換します。

点灯確認と光軸調整を行います。
壁にマークが書いてあるので、そこにヘッドライトを照らして確認します。

マークはこんな感じです。

ロービーム

ハイビーム

作業が概ね完了しました。
残りはエンジンカバーの塗装と組み立てを行い、
テスト走行したら完了です。

ヘッドライトやウインカーはもちろん、
メーターパネル内の電球も点灯確認済みです。

今回はここまでです。
次回更新で最後かと思います。

2019/12/28更新

エンジンカバーの細かいパーツを塗装し、
組み立てました。

組み立て完了です。

最後にアルミステップボードを載せて、ビスで固定します。

ステップを載せました。

無事に納車可能になりました。













テスト走行の後にアイドリングの不安定が発覚しました。
キャブレターのスロージェットの詰まりが原因でした。


分解して洗浄したところ解消致しました。



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お客様からの追加依頼を受けましたので、以下に掲載します。

スマホ取り付けの為、
ハンドルバーを右側にも増設しました。


以上になります。


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